フルモデルチェンジ版・スバル新型WRXとヒュンダイ(現代自動車)新型エラントラNはライバル関係?各モデルの違いやスペックなども比較してみよう
本来この2台は、全く同じタイミングにてニューヨーオートショー2021でデビューする予定だった
さてさて、2021年9月10日に世界初公開されたスバルの4ドアセダンとなるフルモデルチェンジ版・新型WRXに対し、同年8月20日に初公開されたヒュンダイ(現代自動車)のハイパフォーマンス4ドアセダン・新型エラントラN(Hyundai New Elantra N)。
実は両車とも全く同じ時期に発表・ワールドプレミアされる予定でしたが、昨今の諸事情によりアメリカ・ニューヨークオートショー2021の開催がキャンセルとなったため、双方の同時デビューは叶わずとなったために、各社独自のオンライン形式にて発表することに。
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おそらく同時デビューであれば、競合同士で比較される機会も多かったとは思うものの、発表時期がズレてしまうと、こうした比較のチャンスを逃すことに。
今回は、これら2台のスペックや内外装デザインを比較していきたいと思います。
大きく異なるのは駆動方式ぐらいで、それ以外は近しいポイントも多め
早速両車を比較していきましょう。
まずこれらのモデルで大きく異なるのは駆動方式で、スバル新型WRXの駆動方式が四輪駆動(AWD)、ヒュンダイ新型エラントラNが前輪駆動(FF)ということ。
両車の主要諸元をチェックしていこう
駆動方式が大きく異なる上で、各モデルの主要諸元をチェックしていきましょう。
まずはスバル新型WRXの主要諸元をチェックしていきましょう。
◇排気量2.4L 水平対向4気筒直噴ターボエンジン
◇最高出力275ps/最大トルク350Nm
◇トランスミッション:6速MT/Subaru Performance Transmission CVT
◇0-96km/h加速時間:不明
◇最高時速:不明
◇駆動方式:四輪駆動(AWD)
続いてはヒュンダイ新型エラントラNの主要諸元をチェックしていきましょう。
◇排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン
◇最高出力290ps/最大トルク392Nm
◇トランスミッション:6速MT/8速DCT
◇0-96km/h加速時間:5.3秒
◇最高時速:250km/h
◇駆動方式:前輪駆動(FF)
こうしてスペック比較をしてみると、直線性のパフォーマンス比較は明確ではありませんが、パワー/トルク共に新型エラントラNの方が少し上であることから、もしかするとパフォーマンス面でも優れている可能性も。
ただ、いずれのモデルも直線性を重要視したわけではなく、コーナリングとハンドリング性能を重要視したモデルとのことで、パフォーマンス志向のシステムを豊富に備えていることも事実(キャラクターとしては似ている部分も多そう)。
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